6月4日 いよいよ入院!先生からの手術説明
正確に言えば、私は病院で生まれているので入院自体は初めてではない。でも、おぎゃーと生まれて、それから手術が必要な大病を患ったことがないので、この日は人生初めての入院でした。旦那に付き添ってもらい、虎ノ門病院へ到着。もともと無料の大部屋を第一希望として出していたのだけれど、入れたのは1日7000円ほどかかる有料の大部屋(4床)でした。(保険に入ってなかったら痛い出費でした💦)私のスペースは運よく窓側の奥だったので、窓からは病院の中庭の美しい緑を眺めることができました。荷物を置いて、血液検査をして、その後、夫と二人で術前の説明を先生から聞きました。
先生は早口で、ぶっ通しで、1時間近く丁寧に、今の症状や手術内容、そしてリスクなどを話してくれました。繰り返し仰られていたのが、腫瘍の種類は実際に手術をしてみないとわからないということ。もし、周辺の細胞と強固に絡み合ってしまっているのであれば、「選択的」に摘出を行うが手術後に後遺症が発生するリスクが高まること。もし、ホルモンが出づらくなってしまったとしても、今は薬や補充注射があるから、それを使って生活はしていける等のお話でした。「実際に見てみなければわからない」という言葉を、何回も何回も聴きました。どうか、私の腫瘍が固くなっていませんようにと願いました。この時も、私の不安に変に寄り添い過ぎることなく、客観的かつリアリスト的な説明の仕方をしてくれた先生を信頼できました。変に期待をしたり、安心させようとせず、「現実」を見て「現実」に沿ってしっかり対処していきましょうというような姿勢を、先生の話しぶりから受け取りました。そのおかげで、私自身もこの時に、過度に不安にならず「なるようになるしかない」というような腹の括り方を出来たので、わりと楽観的に構えることができました。また、手術終わった後のアドバイスとして「ICUにいる時は、辛くなったら絶対に遠慮しないで看護師を呼んでください。そのためにICUには人が沢山いるのですから。」と話してくれました。これを聞いておいたことで、私は変に遠慮せずに看護師さんを呼び出すことができて、比較的、ICUの時間を楽に過ごすことができたような気がします。
先生の話を聞いた後で旦那と別れ、一人静かに部屋に戻り、ぼーっとベットに横たわって天井を見ていると、なんだか少し居心地に違和感を感じました。病室は、空気がやや薄いというか、なんか波長が合わないというか…、、。ここは健康な人がいる場所じゃない。弱っている人じゃないと空気になじまないなとなんとなく思ったりしました。早く出て行かなきゃなって。その後、シャワーを浴びたり、夕食を食べながら明日の手術に備えました。あと、夜になると先生方が丁寧に挨拶にきてくれました。日曜日だったので、先生達日曜日の夜に働いているんだ!?とちょっと心配になりました。
もしものために、今の価値観を記録に残す・・・・
手術を受けることになってから、絶対にやろうと思っていたのは今の自分のリアルな考えを残しておくこと。「頭の手術」なので、手術後に自分にどんな変化が起きるかわからない。だからこそ、手術前の自分の考えを記録しておこうと決めてました。私には、5歳の頃からつけている日記帳があり、人生の節目節目で更新をしているのですが、夕食を食べ終えた晩に手術前夜の心境をしたためることにしました。日記を書く中で、自分が大事にしていた価値観を内省することができて、あぁ自分ってやっぱりこういう人間なんだと気づくことができました。ちょっと嘘っぽい?偽善者と思われてしまうかもしれませんが、私はやっぱり私の周りの人に幸せになってもらいたいと心から思っていることがわかりました。人の幸せが、私の幸せ。自分でも小さい頃から不思議に思うのだけど、本当に私は、人が幸せになると、私の心が喜んでくるのがわかる。ここからは一生ぶれないだろうな、とこの時、改めて思いました。
全く眠れない。やっぱり不安な深夜。そして膝と腰が痛いw
22時が病院の完全消灯時間でした。明日の手術に備えて、ちゃんと寝なきゃ!と思っても、この日はなかなか眠りにつくことができませんでした( ;∀;)おそらく2時3時くらいまで起きていたと思います。もう、膝と腰が痛すぎて、横になっていても痛いので、気を取られてしまい、全く安眠に入れるような状態ではなかったのです。眠りづらければ、安眠剤をもらえると聞いていたので、もらっておけば良かった~~と後悔しました。そして、加えて、やっぱり手術が不安でした。不安に駆られる時は、お祖母ちゃんに手術を受けることを報告した時に勢いよく言葉かけてもらった「前向きにね!」という力強い言葉を繰り返し思い出したり、「自分が自分を信頼できなくてどうする!?自分が一番自分に期待しよう!」と、自分に喝を入れたりしながら、気持ちを鼓舞して、コントロールしました。手術を受ける実感がそこまでないので、あっさりと眠れるかな?と思ってましたが、眠れないことで、あぁ私結構不安感じてるんだなぁと思いましたね…。しかし、近くには慰めてくれるような人もいないため、とにかく、ベットの上で一人悶々と過ごしました。もし、手術受ける前の人が読んでいたら、眠るお薬もらっておいた方が良いですよ!
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