手術後3日目 やや回復するも、調子に乗って悪化
3日目の朝、相変わらず自分のいびきで(なさけない)、不眠気味でしたが体調はやや回復したような気分に。会社の人達に、「最短退院記録を出します!」と宣言していた私。一日でも早く回復したいために、自分に少し負荷をかけようと思い、庭園解放の時間帯に軽い運動をしたり、わざと遠い院内コンビニに行ったりしていたら…、体調が普通に悪くなりました(笑)頭が重くて、歩きづらくて、自分のベットに戻ることが精一杯。熱を測ったら38度近くに上がっていましたし、ロキソニンを飲まなければ頭が痛くて辛かったです。無理はいけないと、この時とても、とても反省しました。(笑)大人しく、ベットでユーチューブを見て過ごすことに。このあたりから、脳腫瘍手術の天才外科医、福島孝徳先生の動画にはまったり、看護師やお医者さんといったいわゆる医療系ユーチューバーのお笑い動画にはまってしまい、私の入院生活はユーチューブ三昧になりました。
手術後4日目 手術よりも、ICUよりも辛かった、便秘との戦い…
そうなんです。入院中に一番辛かったハイライトは便秘に悩まされたことでした。この日までに、私は全くお通じがなく。先生や看護師さんは、「普段、便秘じゃなくても入院で便がでなくなる人は結構いるよ~」と励ましてくれましたし、食事と一緒に下剤を出してくれましたが全く出てこず・・・。看護師さんに不安な気持ちを伝えて、この日におしりから入れるタイプの下剤を処方してもらうことに。注入しても、あまり効果なく…。それどころか、どんどんお腹が痛くなってしまい、痛すぎて気を失いそうになりました。本当にお腹が痛くて、辛くて、この時初めてナースコールを使いました。看護師さんがゆたんぽをもってかけつけてくださり、お腹を温めながらさすってもらい続けることで、緩解。その後も、お腹が痛くなる度にゆたんぽ作戦で乗り切り、ようやく夕方頃に少し出すことができました。痛すぎて冷や汗が出て、気を失う程だったので、この我慢してる時が、入院中一番辛かったですね…。
ちなみに、この日に今まで治まっていたはずの鼻水が沢山でるようになり、これもちょっと不安というか怖かったです。体調は良くなったり、悪化したり波のように回復をしていきました。
ゆたんぽは本当にすごい。私は、退院後、思わずゆたんぽを購入しました。
手術後5日目 飲水制限開始!1日800mlまで
動き過ぎると体調は簡単に悪化するというこれまでの経験を反省し、ベットで大人しく過ごす。若干、ティッシュの血が増えて不安に。この日から1日800mlの飲水制限をスタート!毎回100mlずつ、ちびちびと飲み物を飲むように。入院前は、とにかく飲み物を好きなだけゴクゴク飲むような生活だったので、多少は辛かった。でも、少量を味わいながら、大事に飲むことで幸せな気持ちになることもできました。好きな飲み物を、思いっきり飲めるって当たり前にできることじゃなかったんだよなぁと。贅沢なことだったんだなぁと。入院前にできていたこと、すべてが何だか贅沢で、素晴らしいことに思えてきて、入院する前と後で価値観はちょっと変化したように思います。
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