6日目 ついに!鼻詰め物から解放!回復が加速する。
この日は、先生から鼻の詰め物を抜くと言われていた日。詰め物のせいで、呼吸はできないし、食事のたびに鼻が痛くて血がでるしで大変だったのですが、その苦しみからもいよいよ解放されることに(⋈◍>◡<◍)。✧♡でも、この鼻詰め物抜きの工程はすごく苦痛でした…。
はい、麻酔かけますよ~と言われて、先生に鼻にペンチのようなものを入れられ、もうこの時点で鼻が痛いし辛いし苦しみ、そしていよいよ詰め物を抜くときも痛くて、呼吸ができなくて苦しくて、、、。限界で「一旦ストップしてください!」と叫んでしまう程に大変でした。他の人のブログを読むと、この作業は特に辛くなく逆に気持ちいいみたいなことが書いてましたが、個人差があるのでしょうね・・。私は自分の身体に意識がある時に何かを入れられるのが怖くて、緊張しやすいので、とてもとても辛い時間でした。
とれた後はすごく開放感!呼吸吸えるし、何かを飲んでも食べても全く辛くなくて、また、味覚も戻ってきて、食事が美味しく感じるように。この時から回復が加速していったような気がします。血や鼻水のようなものも、詰め物を取って以降は、垂れてくることがなくなりました。
この日手術後、初シャワーを浴びることができました。本当はもっと早い段階で、シャワーは解禁されていたのですが、お腹痛かったり、鼻に水が入るのが怖かったりで、なんとなく避けてました。久しぶりのシャワーはとても爽快で、気持ちよかったです。シャワーの水量も多くて、最高でした!シャワーの後は、両親と面会。普段はなんとなく両親に口数少な目の私ですが、(まだ思春期かも笑!?)久しぶりに会う身内におしゃべりが止まらなくて、1時間の面会時間があっという間でした。
この日の夜、なぜか低血圧に。最高血圧が90行かず。苦しい感じはないものの、38度近くの微熱も出てしまいました。低血圧なんて人生で一度もかかったことなかったので、体調って不思議だなぁとこの時、改めて思いました。
7日目 夫と面会
朝の測定で、低血圧は若干解消。この日は、久しぶりに夫と面会できました。それまでは、入院中に見た目を全く気にしなかった私ですが、この時は多少髪の毛をしっかりとかしたり、ちょっと結わいて、少しでも若々しく(?)見せれるように準備。夫に対しては、「病気」ということで、嫌われちゃったらどうしようという気持ちが心の奥底にあって。「ハズレの人」って、思われちゃうかもなって。そういうことを思う人じゃないと知ってるし、どこかでそういう感情をちらっと抱いても、それ以上に自分のことを好きでいてくれる人だっていう確信は持っているのだけど、私は私自身に対して100%自信満々という性格でもないので、そういうブルーな気持ちをやや感じてしまう。そういう風に思うことが、正しいとか・正しくないとか、そういうことが大事なんかじゃなくて、ただただ、私はそういう気持ちにいろんな色があって、それがグラデーションで変化しやすい性格。久しぶりに会った夫とは、たどたどしく会話を始めて、それから話がまた止まらなくなり。早く退院したいなぁと思いました。差し入れでもってきてくれた、オレンジゼリーもとても美味しくて、幸せになりました。
8日目 血液検査
朝から血液検査。この日に、低血圧症状からは脱却!血液検査の結果は、問題なしでした。
9日目 ホルモン負荷試験・復職日相談
朝にホルモン負荷試験。体調もよく、院内うろうろを再開始。なぜかみぞおちあたりが、痛くてずっとさすりながら過ごす。ベットでだらだらし過ぎて、様子を見にきた先生に「君、若いのにいつも寝てるね」と笑いながら叱咤激励される。何気ないやりとりが楽しい。夕方、ホルモン検査の結果が無事に出て、退院しても問題なしとの判断に!「いつ退院したい?」と聞かれて、「すぐに」と回答する私。復職の診断書についても、業務内容を伝えた上で、最短で業務開始できるような日付で書いてください!とお願い。デスクワークだったら、すぐに業務開始はできるとのことでしたので、退院日の翌日に決定。ちなみに、この業務再開時期については、大体退院後1週間後が多くて、長くて1か月とか3か月後の人もいるみたいです。私ももっと余裕がある仕事だったら、1か月くらい休みたかったのですが、いろんな人に仕事を代理していただいている以上は、早く戻らなきゃなという責任感が勝ってしまいました。しかし結局、私は産業医の方と面談し復職許可を得なければ復帰できなかったので、産業医面談がすぐに調整できなかったこともあり、土日挟んで5日間くらいは働かずに、家で過ごすこととなりました。
10日目 ついに退院! ありがとう虎の門病院
ついに退院。先生から退院後の注意点を説明いただき、次回、約1か月後の診察日を決める。退院後の注意点としては、重いものを持ったり、逆立ちしたり、プールや海で泳ぐのは1~2か月はやめてほしいという内容だけでした。また、もしも、大量に出血するなどの症状が出たら、地元のかかりつけ医か虎の門病院にくるようにとのこと。お酒を飲むことも、飛行機に乗ることも、温泉も問題なしとのことでしたので、退院後の行動制限はそこまでなかったです。また、私の場合は幸いにも尿崩症の症状があまり出なかったので、薬やホルモン注射の必要はなく過ごせるとのことでした。本当に良かったです。
先生に深く感謝をし、母に付き添ってもらい、虎の門病院を退院。先生方の専門性が高くて、プロフェッショナル、看護師さんも気さくで優しい。病院食は美味しく、施設は綺麗。事務の方々もテキパキとしていて効率的。虎の門病院に入院できて良かったなぁと心から思いました。
タクシーに乗って久しぶりに我が家に到着できた時は、ほっと安堵しました。この日は無理せず、極力安静に過ごしました。
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