MRIの検査結果の確認と、セカンドオピニオン先の大学病院の相談をする目的で、かかりつけの眼科へ診察。その日の眼科は今までで一番込み合っていて、予約していったにも関わらず2時間くらい待つことになりました。いつも通りの診察になるかな、と思っていました。何も心の準備はしていなかったです。私の順番になるとお医者様は早々に目の眼光をライトで左右当てて、「この前、MRIとったでしょう。下垂体に腫瘍があることがわかりました。」と宣言されました。画像にははっきりと白い塊が映っており、まさかこんなものがあるなんて…と不思議な気持ちになりました。だって、お医者様は私にMRIをとってねって言った時に、念のためと言っていたので、こんな結果になるなんて思ってもいませんでした。
開口一番「えっ・・私、しにますか?」と思わず暗い表情で医師にぼそっと小さな声で質問していました。「最近だと、脳腫瘍は鼻からとってすぐに治ってしまうケースもあるからね」とお医者様。「悪性ですか?」と私。「いや、悪性の場合は形がぐちゃぐちゃになるけど、君の場合は境界が明確だから良性だと思うけどね。」とお医者様が言いました。確かに、目の前の資料には、くっきりとした境界がうつっていたのと、形も綺麗でした。悪性じゃなさそう、という言葉に小安心しましたが、どのくらい入院しなきゃいけないのか、どのくらいお金がかかるものなのか、次々と疑問が心に浮かびました。
紹介状は、手術数が多い・通いやすいという理由で虎ノ門病院を選んでいただきました。この時私は、病院選びに無知過ぎて、「虎ノ門にある病院だ」くらいにしか思ってませんでした。後々振り返ると、下垂体腫瘍の専門性が高く、様々な症例を数多く扱ってきた虎ノ門病院に書いてもらえて、非常に幸運だったと思っており、お医者様には大変感謝をしております。脳下垂体、私の場合は後々に頭蓋咽頭腫と判明するのですが、これは高難易度の手術の一つなのです。選択して摘出する際に、判断を誤ると下垂体の大切なホルモン機能や失われてしまったり、視神経にトラブルを起こせば失明の恐れもあったりするような手術になります。適当に病院選びをすると、後悔をする羽目になっていたでしょう。
眼科から自宅へ帰る電車の中で、iPhoneのインターネットで脳腫瘍について検索すると、生存率が5~6割程度という情報を最初に目にして、えっ、やっぱり私これしぬことへのカウントダウン始まってるじゃん!?と驚きましたが、悪性の場合とのことでした。下垂体腫瘍は、ほとんどが良性ということがわかった後は、これなら大丈夫だと一安心しながら帰りました。家に帰って、旦那に脳腫瘍だったと報告したときは、旦那が涙目になって驚いてましたが、良性の可能性が高いということを伝えると安心していました。AZOORじゃなくて、治せる病気で良かったと、私も旦那もどちらかというと少し喜んだかもしれません。病気が発覚してからは、やはり自分の体調を最優先にしたかったため、夜でしたがその日中に上司にTeamsでチャット連絡を行い、脳腫瘍が見つかった旨、そのため病院に行くため明日は夕方頃から勤務したい旨を連絡し、その日は終えました。
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