「コミュ力」があると面接に受かりやすいの?

転職活動・HR関連
てんこちゃん
てんこちゃん

私は話すのが得意じゃないし、本番で緊張するタイプだし面接が不安だよ…。

やっぱり面接はコミュ力が高い人が有利だよね…。

ゆるみみ
ゆるみみ

面接で高評価を受けやすい話し方のポイントをお伝えするね。

ちゃんと準備して、話す練習をすれば大丈夫だから安心してね。

この記事を読んで欲しい人

面接で自分の実力を発揮しきれないと思っている人向けに、面接で好印象を与えやすい話し方と、自然体で話すための準備のポイントをお伝えします。人前で話すことが苦手でも、面白いことが言えなくても、機転の利いた鋭い発言ができなくても…つまり、コミュ力が高くなくても面接は通過します。

  • 面接での自分の話方に不安がある
  • 面接で面接官に適切に自分のことを伝えて好印象をもってもらいたい
  • 面接前に準備した内容を、わかりやすく面接官に届けたい

上記の不安や悩みを感じている読者の方への参考、実際の面接力Upにつながれば嬉しいです。

面接で求められるコミュ力とは… ?

元気があってハキハキとした回答ができれば、一概にコミュ力が高いと認識されるわけではありません。求められる回答力は、業界や職種によって違いがあります。あなたが販売や営業職であれば、お客様のニーズを理解しながらわかりやすく説明する力が求められますし、エンジニアなどの技術系職種であれば、定量的に物事が把握・思考ができているかどうかなどが、面接の中で観察されています。ここからは、とはいえどの業界・職種の選考を受けるにしても、一般的に抑えた方が良いと思うポイントをお伝えしていきます。私がエージェントとして働いていた時、採用担当の方が「コミュ二ケーション能力が低いため、●●さんをお見送りにします」と言われる度に、「具体的にどういうことですか?」を繰り返し質問して収集した情報となりますので、是非参考にしてみてください。

お見送りになる理由の具体的なケースと対策

面接官
面接官

結論と理由を話せない人で、何を言いたいのかわからなかったよ…

ケース1:結論と理由を話してくれないので、内容がわかりづらい

社会人スキルの基礎中の基礎ですが、意外と面接で意識できていない人が多い印象です。自分の考えを端的に伝えるためにも、結論から話し始め、その後理由を話すということはセットで常に意識してください。

面接官
面接官

話がとにかく長くて、的を得た回答をしてくれなかったよ…

ケース2:前置きの説明や詳細説明が多い、そして質問した内容から話が逸れていく

一生懸命に正しく伝えようとして、結論にいたるまでの状況や過程の話を事細かに話してしまうと、聞きたいことに端的に回答してくれないという印象を面接官に与えかねません。過不足なく伝えようとするのではなく、上述の通りアウトプットの型は「結論」と「理由」になるように意識しましょう。回答に不明点やもっと詳しく聞きたい内容があれば、面接官から深堀をしてくれます。深堀された内容に対して回答が端的にできた方がテンポも良いですし、双方向のコミュニケーションになるでしょう。

面接官
面接官

ふわっとした回答が多くて、仕事を任せるのに不安が残ったんだよね…

ケース3:回答の粒度が低く、発言が全体的にふわっとしていて幼い

5W1H(「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」)は出来るだけ意識して話すようにしましょう。客観的な描写のアウトプットでなければ、面接官に自分の経験が伝わりません。

面接官
面接官

具体的な自分の実績を数値で話せない人だったんだよね‥‥

ケース4:定量で実績を話すことができず、状況把握力や当事者意識に懸念

会社で仕事を進める上では、数値で状況把握・課題設定をする必要があります。自分の仕事内容や実績を数値を用いて話すことができないと、本当にその仕事を当事者として取り組んでいたのか?と疑われてしまう可能性が出てきます。また、「成果を出すために必死で頑張りました」とPRしても、何を、どのくらい頑張ったのか具体的でないと、それがスゴイのかの判断が面接官にはできません。目標数値を達成するために、どんな指標を追いかけて、どのくらい行動を継続し、どんな結果に結びついたのか、自分の仕事を整理して「数値」で語れるように準備しましょう。

面接官<br>
面接官

なんだか思考が浅そうな印象を受けたんだよね…

ケース5:根拠がないor思考の一貫性が見えないため、雰囲気や気分で動く人に思える

結論と理由を伝えることが大事だと上述しましたが、理由の中身についても重要です。理由にはなぜそう考えたのかの「根拠」があった方が良いですし、「根拠」を踏まえてどう判断したかの「価値観」まで言語化できていることが望ましいです。面接官に自分の志向性・人柄を伝えることができると思います。また、その価値観がほかの質問でも共通していると一貫性があり信頼できる人と思ってもらえるため、好印象を与えることもできます。

器用じゃなくても、緊張しても大丈夫!

必要最低限、面接時でのコミュニケーションで意識しておいてほしいことを、話す内容に焦点を当ててお伝えしました。面接でのコミュニケーションは、面接官を喜ばせたり、感心してもらうために実施するのではなく、あなたの経験や考え方を面接官に理解してもらうために行うものです。決して、饒舌である必要はありませんし、緊張していても内容が著しくズレなければ大きなマイナスになることはありません。ポイントをふまえながら、自分が用意してきた内容がどうすればわかりやすく伝わるのかな?を追求するようにしてください。できれば、紙に書いたりWordやExcelにまとめたりしながら整理した内容を、実際に口に出して話してみたり、人に聞いてもらったりした方が、より客観的に自分の回答を確認できるので良いと思います!頑張りましょう。

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